レーザー加工機と組み合わせて学生の創作活動(モノづくり)をサポートする環境づくりへ
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- 7月23日
- 読了時間: 4分

近年、専門学校や大学でレーザー加工機を導入されるケースが増加しております。これは、手頃な価格帯で入手できるようになっていることや、補助金などの制度活用によるバックアップ支援が充実していることがポイントとなっているのではないかと考えております。
そこで今回は、学生が使用する点から重視される「安全面」において評価されているレーザー加工機『HAJIME』を例に、教育現場で採用されるポイントを解説していきます。

40W CO2レーザー搭載。
安全基準クラス1に準拠した安全で使いやすい
卓上型レーザー加工機「HAJIME CL1 PLUS」
目次
1.レーザー加工機とは?

レーザー光を使ってさまざまな材料を切断・彫刻・マーキングできる加工機械のこと。手作業では難しい細かい形の切断や彫刻を短時間で実現できます。
2.教育現場でレーザー加工機が採用されるシーンや目的
レーザー加工機『HAJIME』は、照射安全基準「クラス1」に準拠していることや、ボタンが1つで操作が簡単なこと、低価格で導入費用が抑えられることが教育現場で採用されるポイントとして評価されております。

今回は、『HAJIME』の実際の活用方法をシーン別に一部ご紹介いたします。
■学生の創作活動(モノづくり)のサポートとして
芸術学部や美術学部、デザイン・工学部など学生が日々創作活動を行っている学部は多岐にわたります。学生たちは、新しいアイディアを考える一方で、それらを実現するためには、設備の揃った環境が必要となります。
レーザー加工機は、1台で色々な材料に対して、切断・彫刻・マーキングをすることができるため、創作活動において実現性の幅を広げることができます。
■ワークショップなどの地域交流のアイテムとして
その安全性から学外の方々との交流アイテムとしても活用されます。持ち寄ってきた葉っぱや紙などの基材に対して、目の前で加工することで技術の学びやパフォーマンスの一環となったり、販売するアイテムの生産に貢献したりするなど、多様な使い道でご活用いただいております。
■実験や研究に必要な道具(装置)の作成手段として
作品を作るためだけではなく、実験や研究に必要な道具(装置)をレーザー加工機を活用して作成してしまうこともできます。カスタマイズが必要な場合が既存製品として販売されていない場合、自作することで問題を解決した事例もございます。
▼DXハイスクールについては、下記の関連記事にて詳しく解説しております。
3.レーザー加工機と相性の良い設備『UVプリンター』

レーザー加工機だけでも創作の幅を広げることができますが、さらに他の設備と組み合わせることで、より一層自由度を高めることができます。
そこでおすすめしたい設備がさまざまな素材にイラストなどを印刷できる『UVプリンター』です。

UVプリンターは、レーザー加工機と非常に相性の良い設備として挙げられます。主な用途としては、アクリルキーホルダーやアクリルスタンドといったイラストグッズの作成です。
アクリル以外にも皮革や形成木材(コルク)などに印刷したモノをレーザー加工機で加工することもできます。
4.おわりに
いかがだったでしょうか。
モノづくりにおける設備は、価格の低下や使いやすさの進化により、一昔と比べ、導入のハードルもかなり下がっているのではないでしょうか。
設備環境を整えて身近な技術とすることで、イメージをカタチにでき、さらなる創作意欲へとつながっていきます。
実際に用途、使い方は学生自身が自主的に見つけられることが多いようで、導入が大きな貢献に発展する可能性もございます。
ぜひ、学生の創作活動(モノづくり)の環境を用意してみてはいかがでしょうか。
この記事をご覧いただいて「ひらめいた!」という方がいらっしゃいましたら是非一緒にカタチにしてみませんか? また、「一度見てみたい!」や「こんな素材に加工したい!」などございましたら是非弊社までお問い合わせください。
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執筆者紹介
石井 優樹
2018年 桜井株式会社に入社。
3年間の営業経験を経てマーケティング部に異動。現在は記事製作やメール配信などを通じてマーケティング業務のオールラウンダーとして職務を担う。マーケティングに欠かせないコンテンツ制作のために、動画やアイキャッチ製作などのデザイン業務の知識にも手を伸ばし、時間の足りない日々を送る。『食べること』が旅行の主軸になるタイプ。
